ベーシックなのに華やぐ秘訣 王道カラーのバッグでお洒落に 第3回(全7回) 今シーズンは、ブランドを象徴するアイコニックな要素を再解釈し、ベーシックな色合いでありながら旬の軽快さを加味したバッグが目を引きます。気負いのないラグジュアリーな着こなしが人気を集める時代だからこそ、どんな装いにもなじむ包容力のある色とデザインが求められているのです。そんな大人の品格を宿した王道カラーのバッグが、今秋、お洒落の舞台を輝かせます。
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左・VALENTINO GARAVANI(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)
モードな感性をまとった小粋なデザイン
ゴールドのスタッズで縁取られた、ボクシーフォルム。マチが内側に折り込まれ全体が大きく開き、物の出し入れがしやすい巧みな構造。
柔らかな白のボディに対し、内装は真紅のナッパレザーで彩られ、バッグを開くたびに高揚感に包まれます。
バッグ「ロックスタッズアルコーブ」(縦12×横19×マチ8センチ) 31万7900円/ヴァレンティノ ガラヴァーニ(ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
右・SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレ フェラガモ)
繊細な光が視線を集める宝石のような顔立ち
シャーベットカラーのクールな白に、クリスタル・スタッズをちりばめた、バッグ全体が煌めくデザイン。
流麗なカーブを描くバケツ型の開口部には、カービングされたフラップがつき、中が見えないよう細やかな配慮がなされています。5段階に長さ調節できるストラップも便利。
バッグ(縦19×横13×マチ10センチ)23万1000円/サルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)
〔特集〕ベーシックなのに華やぐ秘訣 王道カラーのバッグでお洒落に(全7回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/奥村康人 スタイリング/おおさわ千春 取材・文/樺澤貴子
『家庭画報』2021年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。