きのこの伝道師 山岡昌治シェフに習う、きのこフレンチ ア・ラ・カルト 第7回(全17回) 秋冬になると食卓を飾る機会が多くなるきのこ。その使い方に精通する山岡昌治シェフに、コース仕立てできのこの料理を教わりました。今回使うのは、手に入りやすい栽培のもの。使い慣れたきのこの新しくて豊かな世界を紹介します。
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プレート&ボウル/ウェッジウッド魚介、きのこ、野菜のフリチュールの賑やかな盛り合わせ。唐辛子の発酵調味料「かんずり」のソースの辛さで引き締める。
●前回の記事
【フリチュール】サクサクのころもをまとわせたきのこの形も目で楽しむ>>魚介ときのこのフリチュールのレシピ
■材料(4人分)・きのこ...100グラム
・帆立貝...4個
・海老(むき身)...8尾
・白身魚(フィレ)...30グラム×4切れ
・さやいんげん、季節の山菜などお好みの野菜...各適量
【ころも】
・卵白...30グラム
・水...40ml
・薄力粉...40グラム
・ベーキングパウダー...8グラム
・ピーナッツオイル...40ml
・カレー粉...20グラム
・塩...少量
・揚げ油、塩、カレー粉...各適量
・デトロイト、サンチュレッド、マスタードグリーン、コーラルレッド...各4枚
【かんずりのソース】・かんずり...適量
・生クリームまたは牛乳...適量
■作り方(1)一〜二口大に割いたきのこ、帆立貝、海老、白身魚、さやいんげんなどの野菜にころもをからめて揚げる。油をきり、軽く塩、カレー粉をふる。
(2)かんずりを生クリームまたは牛乳で好みの濃度にのばす。
(3)皿に(1)を盛りつける。デトロイトなどの野菜を飾り、別の器でかんずりのソースを添える。
〔教えてくださったのはこの方〕
山岡昌治(やまおか・しょうじ)さんフランス料理「レストラン マッシュルーム」のオーナーシェフ。愛媛県松山市生まれ。27歳でフランスに渡り、約5年間料理の修業をする。帰国後、フレンチレストラン勤務を経て1993年東京・恵比寿に自店を開業。フランス滞在中に自然の偉大さ、特に未知のきのこワールドに魅せられ、休日は日本の山野を歩き回る。「レストラン マッシュルーム」東京都渋谷区恵比寿西1-16-3 ゼネラルビル恵比寿西101
TEL:03(5489)1346
〔特集〕きのこの伝道師 山岡昌治シェフに習う きのこフレンチ ア・ラ・カルト(全17回)
料理/山岡昌治 撮影/角田 進 取材・文/柴田 泉
『家庭画報』2021年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。