まず感じたのは浸透力。ジバンシイ「ソワン ノワール クレーム N」を草刈民代さんがお試し

「乾かない肌をつくってくれる高保湿クリーム。心まで満たされるようにみずみずしい艶が宿ります」草刈民代さん

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「洗練されたテクスチャーが心地いい。肌が内側から立て直される感じがします」

このクリームを使ってまず感じたのが浸透力。肌にぐんぐん吸い込まれていく使い心地が印象的です。


常日頃から保湿ケアを心がけてはいるものの、エアコンの効いた部屋に長い時間いたりすると肌が極度に乾燥してしまうことがあり、そういう日に楽屋でヘアメイクさんが丁寧にマッサージをしてくださると、驚くほどクリームが入っていくんですね。そのときの浸透度合いを思い出しました。これはさっとなじませるだけで、あっという間に潤いが満ち広がります。

夜はたっぷり塗っていますが、肌の表面にベタベタする油膜が張らないのもいいですね。クリームはお手入れの最後に肌にふたをするものとよくいわれますが、この「ソワン ノワール クレーム N」は潤いを閉じ込めるというよりも、肌を内側からみずみずしくしてくれる感覚があります。

年齢とともにハリ感がなくなってくるのは致し方ないこと。それでも十分な潤いがあれば、艶やかできれいな肌に見えます。このみずみずしい艶肌こそが、ジバンシイが目指している美しさなのかもしれないと思いました。

この連載や美容特集でいろいろな化粧品を使う機会をいただいて感じたことの一つが、ブランドが持つ個性や美の価値観です。ポイントメイクやベースメイクだけでなく、スキンケアにおいても、ブランドごとに目指す美しさがあって、成分の選定や処方技術などすべての製品づくりはそこが起点になるのでしょう。

ジバンシイには「プリズム」のパウダーやチークカラーをはじめ、上質な艶と輝きで女性の美しさを引き出してくれるブランドという印象があります。スキンケア製品を使ったのは今回が初めてでしたが、私の中では艶というキーワードでトータルビューティが完成し、「なるほど」と思いました。シックでラグジュアリー感のある漆黒のパッケージにも、ジバンシイの世界観を感じます。