また例えば“今払っている家賃とマイホームを購入した場合の金額が一緒なら買ったほうがいい”と合理的に考えるのはいいと思いますが、全ての面において余りにそうした考えで踏み込むと、合理性重視の姿勢が情感的な“深み”の薄さを印象として与えがちだし、“その後何十年も続くローンのことまで考えていなかった”的な感じだと、自分で自分の首を締めてしまう結果になることもあれば、その場その場のことしか考えていないような印象を持たれてしまう恐れもある気がします。
効率的に物事を考えることが悪いとは言いませんが、全ての物事をそういう感覚で終わらせていくと全部がその程度の奥行きというか熱量というか、“そういう人間性なのか”と相手から思われた場合、その相手はどう思うか?2022年上半期はそこまで想像することが必要ってわけです。
頭の回転が早い人だと感心こそされても、把握のテンポが早すぎて話が深まらないみたいなことも2022年上半期は多く、それどころか“情的なところでの浅さ”、もしくは“歯に衣着せぬ発言がデリカシーのなさ”、下手したら“一途かどうかという点での疑わしさ”すら感じさてしまいかねないと思いますので。