刺繍のある心豊かな暮らし 第2回(全6回) 刺繍糸と針を持って、ただひたすら手を動かすと、大きな安心感に包まれ、心が調整されると刺繍作家のユノさんは語ります。刺繍のある、心が満たされる暮らしをご紹介します。
前回の記事はこちら>> 元気をくれる相棒を胸に
好きな野生動物を刺す時、小さな世界の創造主になった気持ちになります。手先から生まれる動物は、生きていてほしいから、刺繍糸の刺し方や、カットの仕方を工夫して、立体感と動きが感じられるようにします。時には正しさにこだわらず、思いついたことを、どこまでも自由にやってみます。
ルールを作らず自由に進化する
まずは野生動物をじっくり観察。動きを出して、毛の流れはできるだけ忠実に。ひらめいた、自分なりの方法を実践してみれば、思わぬ発見に繋がることも。上はワオキツネザル。下にはキツネやオオカミ、ヤギ、ライオンなど。常に少しずつ進化させる。
下の写真を左右にスクロールして詳しくご覧ください。 作る人/ユノ 撮影/本誌・西山 航 スタイリング/chizu
『家庭画報』2021年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。