応用編 腹圧を高めて腸の働きを取り戻す「うつ伏せ呼吸」
タオルがおなかに当たっていることを意識しましょう。腹圧が高まると、腸が正しい位置に収まり、それに伴い、働きが活発になります。つらいかたは、上体を起こさずに腹式呼吸だけを行います。
1 うつ伏せになり、ひじを立てて上体を起こすうつ伏せに寝て、おなかの下に丸めたタオルを入れます。ひじは肩の真下で立て、両脚を閉じます。背骨をまっすぐ伸ばし、おなかを床から離すように上体を起こします。
2 ゆっくりと腹式呼吸をする息を吸いながら、おなかや背中を含め胴体全体を膨らませます。次に、息を吐きながら、おへそを中に引き込むイメージでおなかをへこませます。数回繰り返します。
取材・文/小島あゆみ 宮本柊 撮影/本誌・西山航 スタイリング/高橋尚美
『家庭画報』2021年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。