医師とスタッフの連携でパーソナルケアを実現
怠りがちな健康状態の定期的なチェック。人間ドックで現状を把握するのはもちろん、必要に応じて未来の病気の発症リスクを判定する各種検査を。早期にリスクへ積極的にアプローチできる。
「一人一人に合ったオーダーメイド医療を実現するため、医師と、理学療法士や管理栄養士、アロマセラピストなど、専門のスタッフが連携してカウンセリング。予算やライフスタイル、好みも加味しながら、食生活、運動の現状を見直し、癒やしの実践により不調を改善し、病気を寄せつけない心と体の健康を目指します」。
メディカルアロマセラピーや食事指導、プールやフィットネスジムのマシンを使った運動は、2007年からスタートした富山県魚津市の浦田クリニック/スコールでの実績がすでにあります。
「その経験を生かしたのが浦田クリニック/スコール金沢。医師やスタッフなど人材の充実を図り、これまでの医療の枠を超えた新しい治療とサービスで、“生涯現役”を目指します」
治療という縦軸と予防という横軸が交差するケアを可能にしているのは、全施設のスタッフ間の連携。保険診療、自由診療、メディカルフィットネス、アンチエイジングカフェ、サプリメントショップ、メディカルアロマトリートメントの各施設で、スタッフが利用者の情報を閲覧できるようオリジナルの「統合システム」を採用しています。
人間ドックの健康昼食。
「患者さんの検査結果や、これまでに服用したサプリメント、どんな運動や食事を実践しているのかなどの情報を共有することで、スタッフが一丸となり、より的確なサポート、サービスを提供できるのです」。
記録をできるだけペーパーレス化することにより、バックヤードの管理ミスを減らすことにも。書類が少ない分、診察室、カウンセリング室など、どこもすっきりとしていて快適。まるでホテルの一室で過ごしているかのようにくつろげ、病院特有の緊張感を感じることがありません。
「リラックスできる明るい空間を目指して、施設の設計にもこだわりました。病院のいかめしいイメージを一新するため、浦田クリニックとスコール金沢をつなぐ一階のエントランスは、開放感のある吹き抜けにしました」。インテリアは森と湖をイメージし、鳥が歌を奏でるしつらい。イミテーションの鳥かごや五線譜がインテリアの一部に取り入れられ、心が安らぎます。