また例えば、実践したかどうかはさておき、“コミュ力アップの本は血眼で読みあさって対人での交流の深め方を研究している”とか、“目の前の相手が何を考えてるかわからないから、とりあえずネットで検索かけて答えを探す”みたいなことも前例が覆されまくる風の時代に、果たして過去のハウトゥーがどこまで役立つかもまた微妙な気がします。
自分を取り巻く状況や流行、あるいはそこにまつわる誘いを一人の責任として慎重に捉えるのは良いと思います。ただ、あれこれ考えているうちにタイミングや旬を逃してしまい、結局「私は無難がお似合いなのよ」とか、また自分で自分の印象を覆せずに終わってしまうような気がします。
だいたい過去の応用が効かない風の時代に、失敗するかしないを考えるのがそもそも違うのかもしれません。つまり経験に基づいて考えてもあまり意味がないってわけです。
それよりも、2022年は目に見えないところまで感覚が行き届く星の配置になったから、やっと乙女座の「丁寧にごまかさずやっているところへ時の流れがフォーカスし出した」くらい大胆に捉えてみてはどうでしょう。
また、例えば“親が心配で同居を提案したいが、頑固だからきっと断られると思って切り出せなかった。でも素直に考えを伝えたら、実は親も同じことを願っていて、親は親で気を遣って言えなかったことがわかり、互いに理解し合えた”とか。
案外自分と同じことを相手も思っていた、みたいなことが多々あるはずですから。