Q 歯を健康に保つための、オーラルケアのポイントを教えてください。
A 磨きにくいところに届くケア用品を使い、丁寧にブラッシングを。一番の基本は、夜寝る前の丁寧な歯のブラッシングです。「ケアに集中できる落ち着いた環境でゆっくり行ってほしいですね」と俵木 勉先生。歯ブラシは歯の根もとを削らない、軟らかめのものを選びましょう。
歯の隙間や凹みには歯間ブラシ、デンタルフロス、ワンタフトブラシを。選び方や使い方は歯科衛生士に指導してもらうとよいでしょう。
自分に合うオーラルケア用品を選ぶ左から、歯間ブラシ、デンタルフロス、ワンタフトブラシ、舌ブラシ。歯と歯の間の汚れは歯間ブラシ、デンタルフロスでケアを。ワンタフトブラシは歯冠と歯肉の間、歯と歯の間の凹み、頰の内側の肉が当たる臼歯の周囲など、普通の歯ブラシが届きにくい部分のブラッシングに向く。舌につく白い舌苔が気になる人は舌ブラシで落としてもよい。いずれも歯科で歯科衛生士にサイズや硬さの選び方や使い方について指導を受けてから使い始めるのが安心。