日本橋錦豊琳(にほんばしにしきほうりん)
「かりんとう詰合せ9個入」より。奥左から、和風だし、野菜、黒糖。手前左から、むらさきいも、きんぴらごぼう、みたらし。どれを選ぼうかと迷うのも楽しい。辛い味のものもあるので、甘いものが苦手なかたにも。コーヒーとも意外に好相性。サクサクと軽やかな食感と優しい甘さに癒やされます。なじみのあるお菓子ながら、どこか新鮮な感覚で、手が止まらなくなるおいしさ。その理由は、なんといっても味の種類の豊富さにあります。
定番の「黒糖」や「胡麻」のほかに、「みたらし」や「和風だし」、「七味山椒」などの変わりだねも多く、「どんな味なのだろう?」と興味をそそられます。一番人気の「きんぴらごぼう」はピリリと辛い大人の味で、かりんとうのイメージが一変し、そのおいしさの虜になります。
左から「梅ざらめかりんとう」(1月中旬から登場)、「コーヒーかりんとう」(12月限定)、「ねぎみそかりんとう」(11月~2022年1月中旬限定)。それぞれの味の個性を生かしているのは国産小麦の生地で、かりんとうの優しい甘さの奥からほんのり粉のうまみが伝わります。太さにも工夫が凝らされ、「黒糖」は太めに。ほかの味わいのものは、それぞれの種類に合わせて食感を変えています。
甘さが繊細なので、1袋いただいても食後感はすっきり。上質な緑茶や紅茶とともに楽しめば、特別なティータイムに。大切なかたへの美味便りにもぴったりです。
左から、「かりんとう小袋10袋入」1620円。「きんぴらごぼう、野菜、むらさきいも、和風だし、胡麻」の5つの味の小袋が2袋ずつ入る。「かりんとう詰合せ9個入」3682円。「和風だし、野菜、黒糖、むらさきいも、きんぴらごぼう、みたらし、洗双糖、胡麻、七味山椒」の9種。 食卓をもっと健やかに、おいしく 「美味のお取り寄せ」 (全6回)
表示価格はすべて税込みです。 撮影/本誌・坂本正行 スタイリング/梶井明美 取材・文/安齋喜美子
『家庭画報』2022年1月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。