燦然と輝く先端の76.41カラットのペアシェイプダイヤモンドをはじめ、合計223.35ctものダイヤモンドを贅沢に連ねた“ザ・レソトプロミス・ネックレス”。実はこのネックレスに使用されている26個のDカラー、フローレスダイヤモンドは、史上15番目に大きい603カラットの1つの原石から研磨され仕立てられています。
“大粒・極上のダイヤモンドはグラフのもとへ”は昨今、世界中のダイヤモンド関係者の間で合い言葉のようになっており、アフリカの南部に位置するレソト王国にあるレツェング鉱山からこの原石が発見された一報も、すぐにローレンス・グラフ氏のもとに届きました。入手した原石を、その美しさや価値を損なわない最上の方法でカットできるのも、ダイヤモンドの目利きであるグラフならでは。1200万ドルの稀少な原石にもちろん失敗は許されず、時間をかけて幾通りものシュミレーションが繰り返され、カラーも透明度も最高ランクの、26個のダイヤモンドに研磨されました。 このトピックスのみならず近年では歴史的な大きさや品質のダイヤモンドがオークションや市場に登場するたび、落札者としてグラフの名前がニュースを賑わせているのです。