テーブルコーディネーターやインテリアスタイリストとして『家庭画報』のページを彩ってきた
横瀬多美保さん。あらゆるものに美を見いだし、独自の感性でリュクスな空間を創造し続けてきました。そして今、しっくりくるのは上質でありながらもくつろぎ感のあるスタイル、といいます。“生活の中に、美が息づく”そんな日々の暮らしに豊かさを添える素敵なアイディアを巡ります。
LESSON15
リボンやタッセルをプラスしてお洒落なナプキンのアレンジを
席に着いたゲストがまず手にするナプキンは、意外と目に留まるもの。お洒落なナプキンのアレンジは、会話が弾むきっかけにもなります。簡単に取り入れられてオリジナリティを感じさせる、リボンやタッセルといった小物を加えたナプキンのお洒落なアレンジ方法を紹介します。
【作り方】1 極太リボンを、柄が正面に来るように調整しながら約23㎝の長さに切る。
2 表側のリボンの端を約1cm幅の三つ折りにして、裏側の端を挟み、リボンの端が出ないよう縫い代を作る。
3 色や太さがリボンと合う縫い糸を選んで直線縫いする。今回は麻糸を使用し帆布用の太い針で縫った。
Tips1
エレガントな極太リボンでナプキンリングを手作り
いつも、横瀬多美保さんのテーブルセッティングの名脇役になっているのがナプキン。「
ナプキンはたたみ方や飾り方を工夫できるアイテム。ちょっと物足りなさを感じるときや、高さを加えたいときにも活躍します」と、多美保さん。簡単に作れてテーブルセッティングのアクセントになる手作りナプキンリングの作り方を教えてもらいました。
使ったのは縁にワイヤーが入った極太のリボン。
レッスン11 DENのウェルカムテーブルや、
レッスン12 アフリカンのサイドテーブルの縁にぐるりと巻いて貼りつけたものと同じく、アトリエ・ジュンコで扱っているインポートものです。「アトリエ・ジュンコのロールリボンは、どれも大人っぽくてエレガント。コレクションしたくなります。あえて蝶々結びはせずにさりげなく使うのが、子供っぽくならずにリボンを使うコツ」。
お気に入りのリボンが見つかれば、あとは直線縫いするだけで完成します。今回のようにざっくりとした麻地のリボンは、カジュアルなセッティングにぴったり。素材や色柄で雰囲気が変わるので、色々なリボンで試してみてはいかがでしょう。