日々の暮らしの中で茶の湯や日本文化を楽しむ方法を、出版、商品開発等を通して提案する「水円舎(すいえんしゃ)」を主宰しているふくいひろこさん。
京都在住のふくいさんが、ひと組の「茶箱」を通し、日常に抹茶を楽しむ具体例をお伝えしてきた“茶箱あそび”の連載。2年にわたってお送りしてきた内容を振り返ります。
遠くへ旅をしたり、大勢と集まったりすることができない状況でも、「お茶によって“日常の中の非日常”を楽しむことができる」とふくいさん。
皆さんも身近なものを茶道具に見立てて、自分流の“茶箱あそび”をはじめてみませんか?
ふくいひろこ
京都市生まれ。茶道周辺や京都関連本の編集者をつとめながら、自身の趣味として茶箱であそぶこと20余年。茶道具のみならず見立ての道具をふんだんに使い、日常で楽しむお茶を提案。道具を集めるのに飽き足らず、理想の茶箱道具を知り合いの作家や職人にオーダーするうちに、オリジナル茶箱の作品群が生まれ、時折展示会なども行っている。
●水円舎ホームページ
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@suiensha 文・写真/ふくいひろこ