「富川の映画祭で『風の色』を観て、字幕があったほうが観やすいと感じました。というのが、この映画の脚本は韓国語の脚本を訳したもので、日本人が使わないような表現が出てくるんですね。たとえば、隆(りゅう・古川さんの役名)は、日本人ならたぶん「好きです」という場面で「愛しています」という。日本語だと少し不自然なこのセリフが、英語版字幕の“I love you”だと、すんなり入ってきたんです。上映会ではまた、韓国の人はここで笑うのか、といったことも思いました。この映画にはコメディ的な要素も結構あるんですが、日本人よりも海外の人に受けると思います」
1987年12月18日東京都生まれ。7歳でカナダへ。以後11年間海外で過ごす。帰国後、慶應義塾大学へ進学し、2009年に「ミスター慶應コンテスト」でグランプリに輝く。2010年に「キャンパスターH★50withメンズノンノ」にて審査員特別賞。2013年に主演を務めたドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(フジテレビ)は中国で大ヒットを記録。中国をはじめとしたアジア圈で広く支持を集めている。主な出演作品にドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ)「べっぴんさん」(NHK)、映画『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』『太陽』など。現在、Netflixの主演ドラマ「僕だけがいない街」が世界190か国で配信中。映画『曇天に笑う』が3月21日、『となりの怪物くん』が4月27日に公開予定。