「2022年、我々を包むエネルギーは何かを知り、逆行せずに流れに乗ってこそ運が開ける」
要は、2023年の本格的な進化に向けての明るい兆しに乗るために、問題は2022年のうちに解決し、将来のビジョンを同じくして一致団結することが今年の課題。
運勢は、まず大きな仕組みから出るので、社会情勢や政治、国際問題に照らして日本の運勢を見てみましょう。そうすると、先送りにせずに2022年のうちに解決しておいたほうがよいのは福島原発事故で溜まった処理水の放出問題です。長期にわたるデフレ問題に焦点が当たる予兆も。お財布に優しいよりも、心が満たされるかどうかといった付加価値が重要視されるようになります。コストダウンを追求した結果、品質不正の商品を世に送り出す製造業が後を断ちませんが、その改善も急務です。
また、2022年はコロナ禍で傷ついた経済復興が大きな鍵を握りますが、その際にも我々国民の意識改革が必要です。日本では新たに岸田政権がスタートしました。どの事柄に対しても、失敗の揚げ足を取るのではなく、未来に向けて応援していくことでよい方向へ転換することを覚えておきましょう。
「壬寅(みずのえとら)」の年は、担う人が芽を出す年でもあります。天地に、物事を発展させたい気が満ちているため、任務を背負った人に助けがある運気なのです。今、ポスト・コロナの経済を立て直す布陣として注目を集める環太平洋パートナーシップ(TPP)協定でも日本は重責を担っているので、成功に導いて世界での日本の存在の大きさを認めさせる好機です。
ただし、単独プレーは厳禁な年のため、周囲の国と協調していくことが鍵となります。カーボンニュートラルなどのエネルギー政策も、世界各国で11の新設計画があるため、一緒に手を取り合う姿勢が大切です。アメリカがバイデン政権になり、日本との同盟を重要視し始めたことしかり、台湾へのワクチン外交や世界共通の問題に関しても、西側諸国の足並みが揃っているのはよい兆しです。その流れに乗って正しく行動すれば、日本全体の運気を上げることにつながっていくことでしょう。