【2022年】鏡リュウジの12星座占い 価値観やライフスタイルが大きな変化のときを迎えている今、西洋占星術の第一人者として知られる鏡リュウジさんから時代の風に乗り、よりよい毎日を送るためのヒントをお届けします。
12星座総括「新しい時代の中で運をつかむために」はこちら>> 【蟹座(6/22〜7/22)】
封印した「理想」を取り戻し、自らの手で希望を描き始める
何をしたいか考え、実現に向けたプランづくりを
思いやりの心が深く親しい人を大切にする蟹座は、アットホームな雰囲気の中で才能を発揮するタイプ。ただ環境に左右されやすく、批判的な相手がいると反発心が。共感し敬愛する人がいれば、その立ち居振舞いを見習い、自分のものにしていけるでしょう。
そんな蟹座の2022年上半期は、幸運の星・木星が「理想」の大切さを教えてくれます。コロナ禍で多くのことを我慢してきたであろうこの数年。できないことが多すぎると思いを封印しがちだったのではないでしょうか。2022年は、そこにあえて光を当て、あなたが望む理想を思い描くよう星が応援してくれます。
1月から4月までは大きなことも小さなことも、のびのびと自由に願うようにしましょう。重要なのは、いつでも幸せになる準備ができているかどうかです。状況が変化し、チャンスと思ったらすぐに動けるようにしておくほど、幸運を逃さず確実につかめるでしょう。手帳やカレンダーに、幸せのTO DOリストをまとめておくのもよさそう。
つい忘れがちな小さなハッピーの種を書いておけば、願いを叶えられます。海外に関する知識、語学の勉強はきっと役立ちます。海外旅行の夢があるなら、学び直しをしておくといいでしょう。
人との関係に留意しつつ、前向きに行動して
1月は人間関係に動きが。思わぬ別れがあるかもしれませんが、新たな出会いにも幸運が。近づく縁を大切に。2月は環境の変化に戸惑い、つい疑い深くなってしまうことも。用心は吉ですが、あまり友人知人の言葉の裏を探ろうとしないほうが心穏やかでいられます。
3月は幸運期。物事を掘り下げて考える慎重さがある一方で活発に行動する大胆さも表に出てきて、緩急自在の動きで幸運をつかみ取れそうです。4月は趣味を楽しみたいのに忙しい時期。時間の使い方の工夫が充実した日々を送る秘訣になるでしょう。スケジュール帳を活用し時間を確保して。
5月は転換期。周囲から変化をもたらされる予感が。6月は人に対する厳しさが少し表に出てしまいそう。思いやりある態度で接しましょう。
2022年
蟹座のキーワード
〔ラッキーカラー〕
ネイビー
〔ラッキーアイテム〕
海外ブランドのバッグ
〔新しく始めるなら〕
グランピング
〔金運〕
おしゃれにお金をかけると運気上昇。年明けから2月は今の自分に合うスタイルを改めて考えてみましょう。体形をすらりと見せ、個性を生かすアイテムを手に入れて。4月は自分磨きのための買い物を。事業拡大に使うのもよさそうです。
〔健康運〕
やりたいことが多く、睡眠や食事の時間を削って夢中になりやすい時期。気がつけば体力が落ち、不調になりがちです。3月は寝不足からイライラしやすくなるので要注意。パワフルになれる4月中旬から5月中旬にはやりたいことに全力を。
〔家族運〕
家族みんなで程よい距離感を保つことで、いい関係を育めるとき。家族だからと踏み込みすぎてケンカしてしまうより、相手を尊重し見守ることが大切です。こまめに褒め言葉をかけるのも家庭円満の秘訣です。
〔特集〕【2022年上半期】鏡リュウジの12星座占い
鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
心理占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学大学院修了。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介。占星術の歴史にも造詣が深い。責任編集を務めた『ユリイカ臨時増刊号 タロットの世界』(青土社)ほか、著書・訳書多数。
文/鏡リュウジ 浅島尚美〈説話社〉 イラスト/飯嶌玲子 構成/清水井朋子
『家庭画報』2022年2月号 別冊付録「2022年決定版 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。