夫婦円満の秘密は？中山秀征さん、白城あやかさん×ともこ先生の「数秘術鼎談」

家族6人がそれぞれの個性を尊重する和やかなファミリー

中山さん、白城さんをはじめ4人のお子さんに対する、ともこ先生の数字を使った読み解きに、しばしば大きな歓声があがりました。ご夫婦の息の合った和やかな掛け合いも印象的でした。

ともこ　白城さんは才能数が「9」、本質数が「5」、探究数が「9」。「9」という数字には奉仕という意味があるんです。ご家族のことをきちんとケアされていて、しかもそれがお好きなのではないでしょうか。


中山　料理上手ですし、ほかの家事もしっかりやってくれます。息子が4人いるんですが、家族全員の細かい変化までよく見てくれているなと感心しています。

「お互いを尊重し合う、とてもバランスのいいご夫婦ですね」（ともこ先生）

ともこ　白城さんの本質数「5」は、実は中山さんとは真逆の性質で、自由や開放感を好み、一か所にじっとしているより、風のように素早くいろいろな場所に動きたいんです。冒険欲も強いので、「あそこに行きたい！」と思われたらすぐに行きたくなりませんか？

白城　動くのが大好きです！

中山　レストランとか旅行とか、いつもネットでこまめに予約してるよね？

白城　そうね。それから、閉塞感のあるところにじっとしているのが苦手で、壁に囲まれた場所は息苦しくなってしまうんです。住宅環境も木立の中にあるよりも、窓の外がぱーっと開けているほうが好きです。

宝塚の舞台でも、遮るものが何もなくて、客席の上の方まですべて見えるという、その開放感が本当に気持ちよかったです。

ともこ　「5」という数字には七変化という意味もあって、気持ちが変わりやすいという特徴もあります。

白城　実は先日、主人と息子たちと一緒に外食することになって。「洗濯物を干して、後から行くね」と言って、私だけ家に残って、みんなには先に行ってもらっていたんです。

中山　しばらく待っても来なくて、電話をしたら、「私はうちで食べる」って。「え？　体調でも悪いの」って心配しますよね。

白城　他意は無いんですけれど……。

中山　面白いのは、息子たちは「ママは来ないと思っていたよ」って言って、全然気にしていなくて。「あれ？　俺だけわかってなかったの？」っていうことがたまにあって。でも、妻の気持ちが変わりやすいのは「5」だから、当然のことなんですね。それがわかると、これから接しやすいですね（笑）。

ともこ　白城さんは自由を愛し、束縛されるのは苦手。だから、中山さんのように尊重してくれるパートナーがいてくださって、幸せですね。それから、息子さんたちの数字を見ると白城さんと重なる数字が多いので、自然とお母さんの気持ちを察することができるのだろうと思います。

中山　やっぱり。家族の中で俺だけちょっと考え方が違うという気もしているんですが？

ともこ　「7」は中山さんだけですね。

白城　誰かが「スケボーやりたいな」って言うと、主人はしっかり覚えていて、後で調べて、「来週、スケボーしに行こう！」って誘ってくれるんですけれど、みんなの反応が薄くて（笑）。結局は誰かが「パパは寂しがり屋だから」ってつきあってくれるのよね？

中山　そういうの、よくあるよね。

ともこ　圧倒的なリーダーシップを取る「1」を持っている人が一人もいないので、みなさんがそれぞれの個性を尊重する穏やかなご家族なんだと思います。白城さんは才能数も探究数も「9」です。宝塚の星組のトップ娘役という経歴をお持ちですが、謙虚さを忘れないかたなのだろうと思います。相手のために一歩引くことが多いのではないですか？

白城　私にとっていちばん心地いいポジションが、真ん中の人の斜め後ろなんです。

中山　娘役ってそういうポジションだよね？

白城　そうなの。結婚してからは主人が前に出てくれて、私が一歩引いてみんなを見ているので、今もとても居心地がいいんです。

ともこ　何よりですね。そして、探究数は今後の使命を表します。これまでとは違う何かの形で奉仕されると、より人生が開けます。

白城　うわーっ！　まさに今、考えていることなんです！　子どもたちも大きくなってきたので、次に何をしようかなと。宝塚、そして20年間主婦をやってきた経験や人脈を生かして、女性たちを輝かせるお手伝いができないかなと思っています。

中山　ちょうど話していたんだよね。僕としては、表に立つ仕事もすればいいのにと思うんですけれどね。

白城　自分が出ていくより、みなさんのお膳立てをしたいなと思っているんです。

中山　ところで妻との相性はいいんですか？

ともこ　お二人がお持ちの数字がすべて異なるため、一緒にいることでバランスが取れるというご関係です。

中山　よかったです（笑）。