東洋、西洋の占いに精通する水晶玉子さんが、和暦の中にある大安、一粒万倍日、天赦日などのさまざまな幸運日、開運の転機となる日をピックアップした『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー 2022』を上梓しました。スペシャルな吉日には水晶さんのアドバイスも添えられた、最強の開運ダイアリーです。 暦には、遥か昔からの人々の「幸せを思う気持ち」や「運を開くための知恵」が込められています。その幸運日を読み解くヒント、過ごし方を、水晶玉子さんに伺います。
寅の年、寅の月は、勢いよく心機一転するのに吉
2022年は「壬寅(みずのえとら)」年です。「壬」は、“陽の水の気”を持ち、海や大河など、大きな水の流れを象徴しています。また「寅」の字には「引き伸ばす」という意味があり、「矢」を象徴するとされています。早春を象徴する干支でもあり、植物が勢いよくグンと地上に姿を表せる姿を、茂みからいきなり現れる虎にたとえたともいわれています。
この2つの運気をもつ2022年は、物事に勢いがつきやすく、突然何かが現れたり、これまで隠れていたことが露わになったりすることがありそうです。そうして、さまざまなことが混然一体となって大きなうねりをつくりながら、変化していく一年になります。
そんな物事に勢いをつける「寅」が、旧暦の一年の始まりである「立春」からスタートする2月の月干支というのは、とてもぴったりだなと思います。昔の人は心機一転し、新しい年を元気に華やかに迎えたかったのではないでしょうか。
立春から始める新習慣で“流されない自分”に
旧暦が最初に迎える大イベントは2月4日、二十四節気の「立春」です。二十四節気には「四立」(立春、立夏、立秋、立冬)とよばれる重要な運気の変わり目がありますが、なかでも立春は新たな一年の始まり、旧暦のお正月です。
すべての物事が一新され、新たなスタートを切れるとき。これまでの運気をリセットして刷新できる好機なので、立春から何か新しいことを始めてみるのもおすすめですよ。
特に、寅年のパワーで勢いよく大きなうねりが生まれていきそうな今年は、日記をつけて、その時々の思いを言葉で表すということがとても大切な気がしています。文字にすることで、今自分に起きていることが整理でき、必要な情報もキャッチしやすくなって、”流されない自分“になれることができると思うのです。
いいことがあった日だけでも、一言だけでもいいと思います。その日のあなたを言葉にして、次の幸運へとつなげてくださいね。
水晶玉子(すいしょうたまこ)占術研究家。洋の東西を超えて幅広いメソッドを研究し、その的中率の高さから絶大な人気を誇り、多数の雑誌やWeb、テレビ等で活躍。『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2022』(世界文化社)を上梓。そのほか『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』(集英社)、『水晶玉子の運景』(説話社)、『怖いほど運が向いてくる! 四柱推命 決定版』(青春出版社)なども著す。『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー 2022年』水晶玉子 著
和暦カレンダーと十二支占いで運気を上げる書き込み式ダイアリー水晶玉子さん初の書き込み式ダイアリー! 「大安、仏滅…」「二十四節気「干支」等の和暦のほか、「一粒万倍日」「天赦日」など運気アップにつながる日もすべて網羅した開運カレンダーは、日々のスケジュール管理を助けながらあなたの運気を毎日確実に上げてくれます。ダイアリーの後半は、生年月日から判断する「十二支占い」で2022年のあなたの運勢を大予測! 混迷した時代を賢く楽しく生き抜くための、必携の一冊です。
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その他のネット書店はこちら>> ※『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー』p54に誤りがありました。ウィークリーダイアリーページの2月6日は子丑天中殺日ではなく、正しくは「寅卯天中殺日」となります。お詫びして訂正致します。
取材・文/神山典子 刺繍制作/草乃しずか(アトリエ草乃)