壁際ではなく、空間の中心にベッドを置く――。そんな大胆なレイアウトを可能にするのが、「カッシーナ」が発表した新作ベッド。「心休まる親密さ」というコンセプトを持つ「ビオンボ」の魅力に迫ります。
「ビオンボ」ハイワイドヘッドボードタイプ クイーン(幅374〈最大〉×長さ214×高さ130センチ)187万円~、ハイナローヘッドボードタイプ クイーン(幅252×長さ214×高さ130センチ)133万1000円~寝室内の“小さな安息の地”が眠りのときを、さらに豊かに
家で過ごす時間が増えた今、心身を休め、リフレッシュするための場である寝室を、より自分らしく快適に整えたいというニーズが高まっています。
そうした中、洗練されたモダンファニチャーで知られる「カッシーナ」では、上質なスリーピングコレクションを通して眠りの環境提案を行っています。なかでも注目したいのが、カッシーナのアートディレクター、パトリシア・ウルキオラが手がけた新作ベッド「ビオンボ」。
ポルトガル語で「屛風」を意味する名前のとおり、パッド付きヘッドボードとオプションの可動式サイドウィングが特徴的で、空間に配置するだけで、まるで隠れ家のような独立した安息の場を創出してくれます。
丸みを帯びたチェストも、パトリシア・ウルキオラのデザイン。寝室にリラックスした空気をもたらしてくれる。チェスト「ロンドス」4ドロアー(幅160×奥行き55×高さ71.5センチ)148万5000円~サイドウィングには、雑誌や本をはじめ小物が入れられるレザーストラップ付きのポケットがついており、眠る前のひとときがより楽しくなりそう。ヘッドボードの外側もキルティング仕様になっているため、「ビオンボ」を間仕切りとして、その背面にライティングデスクなどを置くことも可能です。
「ビオンボ」を部屋の中央に配置し、外側をワークスペースにすることも可能。/すべてカッシーナ・イクスシーカッシーナは、住まいの中の生活の質を向上させることを目的に2020年「カッシーナ・ラボ」を設立、ミラノ工科大学との共同研究をスタートさせました。「ビオンボ」のヘッドボードへの吸音・断熱パネルの採用は、同ラボの研究成果の第1弾。
この春、デザインとウェルビーイングを両立したベッドで、毎日の眠りの環境を心地よく演出してみてはいかがでしょう。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2022年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。