パテ ド カンパーニュ
■材料(長径27×短径18.5×高さ5センチのグラタン皿1台分)鶏レバー 200グラム
豚ひき肉 800グラム
豚バラかたまり肉(1.5センチ角に切る)* 200グラム
A【卵 2個、塩 13グラム、こしょう 適量、ブランデー(あれば) 大さじ2/3、赤ワイン 大さじ2/3】
ベーコン 約16枚
タイム 4~5枝
ローリエ 3枚
マスタード(好みで) 適量
*カレーシチュー用でもよい
■作り方1.鶏レバーをミキサーにかける鶏レバーは血合いや筋を取ってペーパータオルで水気を拭く。【A】とともにミキサーにかけてなめらかにする。
2.肉類を練るボウルに豚ひき肉、1.5センチ角に切った豚バラ肉を入れ、(1)を加えてよく練る。体重をしっかりかけ、押しつぶすようにして粘りをしっかり出す。
しっかり練って肉が全体につながると、なめらかな口当たりになります。3.グラタン皿に詰めるオーブンを180度に予熱する。グラタン皿にベーコンを上部がおおえるくらい残して放射状に敷く。(2)を皿の隅から詰め、ゴムべらを縦にして空気を抜き、押しつけてすき間をなくす。
空気が入ると酸化して傷みやすくなるので、しっかり空気を抜きましょう。4.ベーコンでおおって焼くベーコンでおおってタイムとローリエをのせ、アルミ箔をかぶせる。天板にのせて熱湯を注ぎ、オーブンで40分蒸し焼きにする。竹串などで中心部が温まっているか確認し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。切り分けて皿に盛り、好みでマスタードを添える。
食べる分だけ切り分けて保存を
保存食として便利なパテ ド カンパーニュは、食べる分だけ切り分けたら冷蔵庫で保存を。その際、空気に触れないようにぴっちりラップをすれば10日ほど日持ちします。冷凍庫なら1か月ほど持ちますが、切らずに冷凍するため解凍後は一度に食べきりましょう。
タサン志麻 フランス人の家ごはん1 2 3(アン・ドゥ・トロワ)
撮影/本誌・大見謝星斗 構成・文/井伊左千穂
『家庭画報』2022年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。