幸運日も凶運日も大事な一日。その日にあった過ごし方を
暦については、「幸運日と凶運日が重なっている日はどう過ごしたらいいでしょう?」という質問をよくいただきます。先に挙げた天赦日にも凶運日が巡っている日があり、『開運・和暦ダイアリー』を見た方は、どちらを信じればいいか迷ってしまうかもしれませんね。
暦には幾通りの見方(暦注)があり、一日の中で吉凶が入り混じることがあります。運気の強弱関係ももちろんありますが、最終的にどちらを信じるかは、あなた自身の直観でピンとくるほうを選ぶことをおすすめします。
もしその日に大事な予定が入っていたり、どうしても進みたい気持ちがあるなら、“今日は吉日!”と信じて頑張る。よい運気のほうを選び取るという強い意志を持つことで、自ずとよい結果を引き寄せるのではないでしょうか。
凶運日といわれると怖い気持ちになるかもしれませんが、凶運日を知ることはとても大事なことだと私は考えています。「今日は運が悪いかも」と思えば、事前にしっかり準備をしたり、用心したりしながら、その日を過ごすことができますよね。凶のダメージをできるだけ少なくしておけば、幸運日が巡ってきたときに、より飛躍しやすくなると思うのです。
吉日も凶日も、一年のなかの大事な一日です。暦は、毎日を賢く生きるためのヒントを教えてくれているのです。2022年は、暦の知恵を味方につけながら開運へとつなげてください。
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「立春」は最強運を手に入れるチャンス! 水晶玉子さんに聞く、幸運日を読み解くヒント&過ごし方>>水晶玉子(すいしょうたまこ)占術研究家。洋の東西を超えて幅広いメソッドを研究し、その的中率の高さから絶大な人気を誇り、多数の雑誌やWeb、テレビ等で活躍。『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2022』(世界文化社)を上梓。そのほか『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』(集英社)、『水晶玉子の運景』(説話社)、『怖いほど運が向いてくる! 四柱推命 決定版』(青春出版社)なども著す。『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー 2022年』水晶玉子 著
和暦カレンダーと十二支占いで運気を上げる書き込み式ダイアリー水晶玉子さん初の書き込み式ダイアリー! 「大安、仏滅…」「二十四節気「干支」等の和暦のほか、「一粒万倍日」「天赦日」など運気アップにつながる日もすべて網羅した開運カレンダーは、日々のスケジュール管理を助けながらあなたの運気を毎日確実に上げてくれます。ダイアリーの後半は、生年月日から判断する「十二支占い」で2022年のあなたの運勢を大予測! 混迷した時代を賢く楽しく生き抜くための、必携の一冊です。
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その他のネット書店はこちら>> ※『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー』p54に誤りがありました。ウィークリーダイアリーページの2月6日は子丑天中殺日ではなく、正しくは「寅卯天中殺日」となります。お詫びして訂正致します。 取材・文/神山典子 刺繍制作/草乃しずか(アトリエ草乃)