体の動かし方の「くせ」を正す運動で心肺機能と筋力を高め、健康長寿を
浦田クリニック/スコール金沢
整形外科 スポーツ整形
林 美希先生
オーダーメイドの運動指導で体の痛みを取り除く
「筋肉に適切な刺激を与え、体幹機能を保つことは生きている限り必要です。年齢を重ねると腰痛や変形性関節症や五十肩など、疼痛を抱えがちに。これらは普段の姿勢や動作など体の使い方の『くせ』が原因となることが多いです」。
痛みの軽減には手術という選択も当然必要ですが、まずは、適切な体の使い方を指導して運動機能の向上をはかり、痛みの改善につなげたいと林 美希先生。
「運動は、生涯現役を目指すすべてのかたに必要です。しかしせっかくの運動も、心肺に負荷をかけすぎたり、肩や膝を痛めてしまっては意味がありません。浦田クリニック/スコール金沢ではアンチエイジングドックの検査結果を受け、理学療法士やトレーナーと連携。年齢と体力に応じたプログラムを実践していただきます」。
ジムエリアでは運動後のストレッチも丁寧に指導。運動を続けていくにはケアも重要だからです。「痛みを抱えてクリニックを受診したかたが、痛みの改善を得るだけでなく、以前よりもさらによい状態になるように、適切な運動療法を処方したいと思っています」
メディカルチェックの結果を受け、不調を招いている体の動かし方を、ピラティスで根本から改善。浦田クリニック/スコール金沢が導入しているのは、慢性的な痛みの改善などリハビリ効果の高い「ポールスターピラティス」。
自重負荷で効果的に鍛えるので、運動に慣れていない人でも続けられる。
関節への負担を最小限に抑え、最大限の効果が期待できるサイクリングワークアウト。
天然温泉で神経痛や五十肩をケア。
撮影/久間昌史 佐藤さとる モデル/今井小波子 桐生ちづる 取材・文/小田ユイコ
「家庭画報」2018年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。