心と体がほぐれて不安感が消える「大声ため息」 後編 不安が消えない、なんだか体調が悪いという人にこそ「ため息」が必要?! 日本マイブレス協会代表理事の倉橋竜哉さんに聞いた、心身をリラックスさせる「大声ため息」について、発売中の『からだにいいこと』2022年4月号より一部抜粋・再編集してお届けします。
前編の記事はこちら>> 教えてくれたのは
倉橋竜哉(たつや)さん日本マイブレス協会代表理事。自身の経験から、心身がブレないよう整える呼吸法を考案。各地で講演活動も行う。著書に『仕事に効く! ポジティブため息』(山と溪谷社刊)他。「ため息」で心と体が変わる3つの理由
「ため息は心身をリラックスさせ、疲れを癒やします」と、日本マイブレス協会代表理事の倉橋竜哉さん(
前編の記事参照)。
「ため息」をつくことで、心と体に期待できる具体的な変化とは?
1)顔のコリが取れて自然と笑顔に!マスクをすると口まわりの動きが小さくなり、筋肉も表情も硬くなりがち。野太い声を出すと口元が大きく動き、コリがほぐれます。表情が和らぎ、自然と笑顔がこぼれるように。
2)ストレスが消え心が軽く声の振動で体がほぐれると、連動して心のこわばりも解消。さらに、深い呼吸が自律神経を整えることで、ストレスやイライラが消えていきます。続けていればストレス知らずに!
3)声が体じゅうに響くと全身のコリがスッキリ低い声が全身に響き渡ると、その振動で体が内側からゆるみます。肩や腰は、無意識のうちに緊張で力みやすい部位。力が抜けて緊張がほぐれれば、全身のコリがスッキリ解消。
「なんだか疲れたな……」と感じたら、大声と一緒に思い切り息を吐いて、心身の疲れを吹き飛ばしましょう。
呼吸が深い人は自己肯定感が高い!?
深い呼吸を意識的に行うと、自分の内面に目が向くように。自分と向き合うことで、他人からの評価が気にならなくなります。すると、自然と自分自身を認められるはずです。
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『からだにいいこと』2022年4月号
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この記事は、『からだにいいこと』2022年4月号の内容を抜粋・再構成したものです。