不調を改善し、病気を遠ざける鍵は「食」にあり
今抱えている病気、体と心の不調や老化現象、そして未来の病気の主たる原因の一つは、栄養不足。私たちは知らず知らずのうちに食生活が偏り、おなかはいっぱいになっても栄養不足の状態に陥っているといいます。
「私たちの体は約60兆個の細胞で構成されていますが、その材料はすべて食べ物、つまり栄養です。その栄養が不足して細胞が衰え、減少すれば老化を、細胞が故障すれば病気を招くのです」と浦田先生。
浦田クリニック／スコール金沢の治療・サービスの大きな柱の一つが食養生です。「人間ドックなどの検査結果のもと、病気や不調のかたの多くに小麦製品を排除するグルテンフリー、乳製品を排除するカゼインフリーをおすすめしています。知らず知らずのうちに多く摂りすぎている小麦と乳製品をカットするだけで、体調はよくなります」。
そのほか、白く精製された砂糖は使わない、体を糖化させる揚げ物や焦げたものは食べない、肉や魚、大豆製品などの良質なたんぱく質をたっぷり摂る、シソ油など良質の油は積極的に使う、酵素を含む生野菜や発酵食品を摂る、体にやさしい調味料を使うなどの食事指導を行います。
「食生活の改善は、細胞を養う食べ物を実際に食べて、そのおいしさと体への効果を実感することが大事。浦田クリニック／スコール金沢の一階、cafe87では理想の食事を具現化したメニューを食していただけます」。カフェメニューはレシピを持ち帰ることができ、自宅でも実践できます。
「これまでの人生で染みついた食習慣を改めることこそ、生涯現役の近道なのです」
