奈良の桜紀行 第23回(全25回) 奈良の桜こそ、私たちが今いちばん見たい風景ではないでしょうか。新たに誕生した宿、地元に愛される美食処とともに古都の桜の名所をご案内します。
前回の記事はこちら>> 葛の館 茶房葛味庵 (宇陀市)
自家製の深煎りきなこにまぶしていただく「葛もち」。できたての葛菓子を堪能
南北朝時代から吉野の地に居を構え、16世紀中頃から葛粉の製造を始めた老舗「森野吉野葛本舗」。
本店のある大宇陀の松山地区に程近い直営の工場である「葛の館」では、売店と茶房が併設され、吉野本葛で作られた葛餅、葛切り、わらび餅など本格的なお菓子が味わえると評判です。
注文してから一品一品作られるため、ここでしか食せない本格的な味わいです。お花見のひと休みにぜひ訪れたいお店です。
Information
葛の館 茶房葛味庵(くずのやかた さぼうくずみあん)
宇陀市大宇陀西山3
- 森野吉野葛本舗 本店(もりのよしのくずほんぽ) 宇陀市大宇陀上新1880 TEL:0745-83-0002 営業時間:9時〜17時 無休
撮影/工藤憲二 取材・文/土橋育子 ※料理の内容は、一部変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
『家庭画報』2022年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。