高野山のふもと、四季折々の田園風景が広がる天野の地に、自然のパワー溢れる開運スポット「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」があります。天野の地は、白洲正子氏が著書『かくれ里』の中で「こんなに閑かで、うっとりするような山村を私は知らない」と称賛したほどの豊かな自然に恵まれる、まさに「癒しの里」です。
和歌山県にある高野山は、弘法大師・空海が開いた日本を代表する真言密教の聖地として名高い山ですが、丹生都比売神社も空海と深い縁があり、高野山とともに世界遺産に登録されている由緒ある神社で、全国に約180社ある丹生都比売大神を祀る神社の総本社でもあります。
そんな丹生都比売神社では、今年の干支の戌年にちなんで、ご神犬として紀州犬の「すずひめ号」が参拝客に披露されています。
参拝するすずひめ号真っ白な紀州犬には、こんな伝説も
今から1200年以上前、「空海が理想の修行場を求めて紀伊山地の山中をさまよっていたとき、丹生都比売大神の御子神である高野御子大神が白黒2頭の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へ導いた」とされる今昔物語の逸話もあり、丹生都比売神社では幸福へと導いてくれる「みちびき犬」として絵馬やおみくじにかたどられる等、親しまれてきました。
「すずひめ号」は、毎月16日の「月次祭(つきなみさい)」や、秋の例大祭に参加するそうなので、ぜひ開運パワーをいただきに丹生都比売神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
すずひめ号の可愛いオフショット
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Information
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)
和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野 230