初夏の「行楽昼膳」 第4回(全18回) 爽やかな風に誘われて、優雅なランチでリフレッシュ。首都圏や関西各地から日帰り遠足気分で訪ねられる距離にありながら、別世界を味わえる、個性豊かなレストランにご案内します。
前回の記事はこちら>> 湘南の大海原に深呼吸
日差しも心地よい初夏が、海に面したテラスのベストシーズン。希少な葉山牛や地物の魚など、メイン料理には湘南の幸が鮮やかに。リストランテAO 逗子マリーナ Ristorante AO(神奈川・逗子)
都心から約1時間。リビエラ逗子マリーナで湘南の風に包まれてランチを。「地魚と旬果実のカルパッチョからすみサラダ仕立て」(手前)、「新鮮なウニのクリームスパゲッティーニ」(詳細は下のフォトギャラリーへ)。南欧を思わせるヨットハーバーでイタリアンを
穏やかに広がる青い海の先にシルエットを見せる江の島、そしてその後ろには富士山。美しい眺望で知られる湘南エリアの中でも、これほどの雄大な景色にはそうそう出合えるものではありません。
「リストランテAO」は、すべてのシートから相模湾が見晴らせるオーシャンビューが自慢。都心から約1時間とは思えないほどの開放的なリゾート感に溢れたリビエラ逗子マリーナ内にある一軒です。
クルーザーが停泊するマリーナに隣接するレストラン。海越しに富士山が望める素晴らしいロケーションだ。サンセットの時間も人気。のびやかな海と空に包まれて、ほっとくつろいだところで幕を開けるのは、地元の幸を存分に生かしたモダンイタリアン。
マリーナ内の菜園で自家栽培されたフレッシュな野菜や人気の鎌倉野菜、近隣の漁港で揚がった魚介類や葉山牛など、風土色豊かな食材を使ったプレートが次々と登場します。
焼きたての石窯ピッツァもメニューに。この日は香ばしい「シラスと青海苔」。厨房に立つのは、日本料理を学んでからイタリア星付きレストランで研鑽を積んだという小川圭祐シェフ。
「海と山に囲まれたここ湘南は、どの食材を使おうかと悩むのも嬉しい、料理人冥利に尽きる土地です。優しく食べ疲れしないお料理をお出しするよう、心がけています」。
青く輝く海と空も料理の味を引き立てる素敵なアクセント。美味と自然をともに味わえる、幸せなプチトリップです。
下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 Information
リストランテAO 逗子マリーナ
神奈川県逗子市小坪5-23-16(リビエラ逗子マリーナ内)
TEL | 0467(25)0480 |
---|
営業時間 | 11時30分~ 14時(LO)、17時~19時30分(LO) |
---|
定休日 | 火曜定休(祝日は営業) |
---|
- 昼のコース3850円~、夜のコース1万3200円~ 平日の夜はアラカルトもあり なるべく予約を
料理内容や食材、産地、営業時間、定休日等は変更になる場合があります。予めご確認のうえ、お出かけください。掲載の料金は税込み価格です。別途サービス料がかかる場合があります。 撮影/大泉省吾 取材・文/露木朋子
『家庭画報』2022年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。