子どもはもう別世帯。自ら距離を置きましょう
1)緊急でもないのに週に何回も電話しない「緊急度が低いのに、親子でしょっちゅう電話をし合うのは、独立した大人同士の関係とはいえません」と畠中さん。こちらからかける回数を減らしていきましょう。
2)子世帯の経済事情をやたら詮索しない独立した子どもの貯金額や配偶者の月収など、子世帯の経済事情を知りたがるのも考えもの。畠中さんいわく、「もう別世帯なんだから、できる限り気にしないようにしましょう」。
3)子どもから頼まれていないのにお金を渡さない「要求もされていないのに定期的にお金を渡すのはおかしい」と畠中さん。向こうも当てにするようになり、次世代の自立を阻んでしまいます。
4)子ども夫婦の話し合いを尊重する子どもが配偶者より親の意見を優先するのは、親子、夫婦どちらの関係にもよくありません。子どもが相談を持ちかけてきたら、まずは夫婦でよく話し合うように伝えましょう。
5)子や孫以外と過ごす時間も充実させる友人と旅行に行く、趣味を始めて外出の機会を増やすことで、子や孫以外と過ごす時間を増やせば、自然と子どもと距離を置くきっかけに。程よい間柄となり、親子一緒に過ごす時間がより満ち足りたものになります。
イラスト/ヤマサキミノリ 文/大山直美
『家庭画報』2022年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。