静岡フルーツ酢のヴィネガードリンク、丹那野菜のスープ、後藤養鶏場“ふじ太郎”の卵料理など、朝食も地元産素材が中心。アイスとグラノーラの朝スイーツはおすすめのオプション。
熱海・伊豆山の中腹に建ち、素晴らしい眺望に恵まれた「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」。ホテル名は、バッハの音楽のように厳かで格調高く、心に染み入る調和をホテルで表現したい、という思いからつけられました。メインダイニング「風雅」で供される料理にも、土地や季節と響き合うような、味わいのハーモニーが感じられます。
ディナーでいただけるのは、日本人がおいしいと感じるように技を凝らしたフランス料理のフルコース。メニュー名には、相模湾や駿河湾の魚介類、静岡和牛、三島や函南(かんなみ)の野菜、天城の山葵など、地元産の素材がずらりと並びます。「ホテルから半径20キロ以内の産地の食材を中心に、厳選して用いています」と、総料理長の井田隆久さん。
静岡の春の恵みを満喫できる3月からのコース料理の数々を召し上がれ。春野菜やハーブ類のアミューズ ブーシュ(右奥)、駿河湾桜海老のクルケットと春烏賊(中)、国産仔牛ロース肉のポアレ東伊豆ニューサマーオレンジと片浦レモンの香り(手前)。彩り鮮やかな朝食は管理栄養士による監修で、基本メニューは500キロカロリー以内に抑えられ、ハムやソーセージなどは体調に合わせて好きなだけ追加オーダーするシステム。海と空を眺めながらいただいていると、つい食が進んでしまいそうです。