更年期を境にエストロゲンが急激に低下。やがてなくなる……
卵巣は思春期から約40年でその働きを終えます。40代になると卵巣機能は低下しはじめ、エストロゲンの分泌も減り、やがて0になった状態で老年期へ移行します。
更年期を過ぎて治まる症状もありますが、エストロゲンの恩恵を受けられなくなるのも事実です。
ホルモン分泌とライフサイクル
でも心配しないで。日常を見直すチャンスがやってきたのです!
40代、50代の節目を迎えたときが生活改善のチャンス。病気予防に気をつけながら歩んでいきましょう。
今後特に気をつけたいのは糖尿病や高脂血症など内科系の病気のリスク。婦人科だけでなく内科のかかりつけ医も持ちはじめるとよいでしょう。
*NPO法人性差医療情報ネットワーク「女性外来マップ」では、女性外来を開設している医療機関(2018年現在約300か所)のリストを公開。
URL:
http://www.nahw.or.jp/hospital-info*「女性外来オンライン」(天野惠子先生主宰)では、天野先生ご自身が厳選した女性の健康の回復や維持に役立つ信頼性の高い情報を発信しています。
公式サイト「女性外来オンライン」:
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「女性外来オンラインチャンネル」はこちら>> 撮影/鍋島徳恭 イラスト/佐々木 公〈sunny side〉 取材・文/浅原須美
『家庭画報』2022年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。