今こそ、肌の透明感を取り戻す 最終回(全6回) シミができるメカニズムが次々に解明されるなかで、元来メラニンケアに注力してきた美白化粧品はトータルアプローチで肌を輝かせる“ブライトニングケア”へと進化。年々、効果実感が高まっています。明るさのみならず、潤い、ハリ・艶も叶える美肌への近道となる情報をお届けします。
前回の記事はこちら>> アイケアとメイクで目もとの透明感を高める
透明感の印象を大きく左右するのが目もとの肌。このエリアが明るくクリアだと顔全体が輝いて見えるもの。専用のケアとメイクで印象アップを図りましょう。
目もとの透明感を高める「影消しアイケア」アイテムについてはこちら>>光と色で透明感を引き出すメイクテクニック
ドレス19万3600円/エスカーダ(エスカーダ・ジャパン) ピアス23万6500円 ネックレス82万2800円/ともにロイヤル・アッシャー(ロイヤル・アッシャー カスタマーサービス)肌から浮かない柔らかなブルー系のアイカラーを魅せ色にすることで、澄み渡る透明感を感じさせる目もとに。ベースメイクは仕上げの質感がポイント。全体をシルキーなルーセントパウダーで整え、部分的に輝きをのせ光を集めます。
【ポイント1】
艶マット&グロウパウダーで洗練とヘルシーさを同時に叶える
ソフトマットのホワイトパウダーで肌全体をトーンアップ。グロウパウダーは鼻筋と頰の高いエリアに。頰の艶は視線を集めてくまやたるみをカモフラージュする効果もあります。
エルメスから待望のベースメイクが登場。〔左〕内から発光するような艶を帯びた繊細マットな質感のフェイスパウダー。エルメス プラン エア プードル エクラ マット 〔右〕ほのかにローズを帯びた上品な輝きが魅力。 同 グロー 各1万1990円/ともにエルメスジャポン【ポイント2】
上品なモーブカラーでクリアな印象の目もとに
日本人に似合うブルーは赤みを含んだモーブカラーが正解。二重の幅に塗り、下まぶたにも軽くのせます。さらに下まつ毛の際に白いペンシルでラインを入れると白目がクリアに見えて透明感がアップします。
左下のモーブが魅せ色。際を右下の青みブラウンで締めて。サンク クルール クチュール 769(店舗限定)8360円/パルファン・クリスチャン・ディオール下まぶたの影は、厚づきにならないコンシーラーでカバー皮膚が薄くて動きが多いアイゾーンには薄づきでヨレやくずれの心配がないコンシーラーを使用。クマやシミはオレンジを塗ってから肌色を重ねると上手に隠れます。
ぴたっと密着し、透明感ある薄膜仕上がりの4色コンシーラーパレット。肌悩みを自然にカバー。スキンリフレクト フレッシュコンシーラー 002 4950円/アディクション女優 南野陽子さん1984年のデビュー以来、歌手・女優として活躍。300作近くの作品に出演し、受賞歴多数。自らデザインしたブランド「Actress Princess」を立ち上げるなど新ジャンルでも活動。 表示価格はすべて税込みです。
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物)、Fumito Shibasaki 〈donna〉(静物) ヘア/Tomo Tamura〈Perle Management〉 メイク/松井里加〈A.K.A〉 スタイリング/おおさわ千春(南野さん)、高橋尚美(静物) 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2022年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。