「ダンサーさん、バンドのメンバー、見えないところでも頑張ってくれている全スタッフに拍手をお願いします」。最後の挨拶で必ず口にする、2人の優しさと感謝の気持ち。そして、「ここに来てくれたすべての皆さんが、東方神起の一員です」と観客の1人1人に向けて強い思いを表現してくれるあたたかさ。2018年6月には、前人未到の日産スタジアムでの3DAYS公演を発表してくれた東方神起。Begin Again――、次なる始まりからも目が離せない今、次回の公演に初参加をしてみたい方々のために、東方神起のライブ観覧のための“萌えどころ”をご紹介します。
Begin Againこぼれ話*01ペンライトは2本をドッキングして頭文字の「T」に
初めて参加する人がまず驚くのは、「レッドオーシャン」と呼ばれる、会場中を埋め尽くす赤い光。東方神起のイメージカラーである「パールレッド」に光るペンライトは、チケットとセットで買うことも、単体で買うことも可能です。専用のホルダーを購入してT型に持つのもおすすめ(そう、あれは東方神起の頭文字のTなのです)。
Begin Againこぼれ話*02“おいてけぼり”を歓ぶというのも通の道!?
ツアー最終日のダブルアンコールで、チャンミンさんは自らのスマートフォンで、会場を背景に「皆さんと一緒に写真を撮りたい」と提案。無事に“2人と全員”の素敵なカットが撮影されたのですが、その後の彼の行動にどよめきが……。花道を通ってセンターステージへ移動してからも、なぜかスマートフォンでユンホさん(だけ?)を激写し続けます!2人の仲の良さを見守り続ける“ほっこり”とした幸せも、また格別な味わいです。
Begin Againこぼれ話*038000個のきらめきと、虎とドラゴン
ライブ中盤でのキラキラと輝く衣装には、なんと8000個のスワロフスキ-が手縫いで留められているとか。「信じられないくらい重いんです!」とは、着こなすご本人たちの弁。笑いを装いながら、制作してくれた職人へのリスペクトがしっかりと伝わります。アンコールでのスタジアムジャンパーの両肩には、ユンホさんは虎、チャンミンさんはドラゴンと、それぞれの干支がスパンコールで刺繍されていました。激しく踊るためのボディにフィットした輝きは、オートクチュールならではの“手縫いの匠の技”。スクリーンでアップになる瞬間に、衣装の細部をチェックする楽しさも堪能できます。
Begin Againこぼれ話*04ナムジャペンの溢れる声援
ナムジャペンって? え、 ジャムパンの1種?と、きょとんとするなかれ。この言葉は「男性ファン」を意味する韓国語(ナムジャ=男性、ペン=ファン)です。再始動後、男性ファンの参加が目に見えて増えた各ドーム会場。ステージは「チーム全体の力で作っていく」という彼らの姿勢に、ダンスパフォーマンスに魅了される若い男性だけでなく、ビジネスマンなど大人の男性ファンも急増中。そのことを誰よりも喜んでいるのは東方神起自身だとか!? アーティストとしての今後の活動の広がりにも、期待が集まります。
東方神起/TOHOSHINKI
“東方の神が起きる!”という意味で、アジア全域から世界にその名を広げられるグループとして名づけられた。2004年に韓国でデビュー。日本においてもJ-POPの新人として2005年4月にデビューを果たす。現在、その圧倒的な人気は韓国・日本だけにとどまらず世界にその名を馳せている。2013年に初の5大ドームツアー、さらに海外アーティスト初の単独日産スタジアム公演を開催。今回の5大ドームツアーには、前人未到の「日産スタジアム3DAYS」の追加公演(6月8~10日)も発表され、ツアー動員海外アーティスト史上最多となる100万人を見込んでいる。
東方神起オフィシャルウェブサイト
URL:
http://toho-jp.net/ 取材・文/大杉美氣