フィギュアスケート愛(eye) 本誌『家庭画報』の「フィギュアスケート」特集を担当する、フリー編集者・ライターの小松庸子さんが独自の視点で取材の舞台裏や選手のトピックスなどを綴ります。
バックナンバーを見る>>> ファンタジー・オン・アイス2022(後編)
写真の詳細は次ページ以降をご覧ください。オープニングのワンシーン。氷上で踊りながら語り合うステファン・ランビエルさんとジェフリー・バトルさんの姿に、いきなり目頭が熱くなってしまいました。
羽生選手が2010年に初登場したのと同じ年から、毎回見始めたファンタジー・オン・アイス。国内外で活躍する現役・プロのトップスケーターたちと、実力派アーティストたちとのコラボレーションが魅力のアイスショーですが、コロナ禍で海外スケーターが入国できない状況が続き、18年以降は中止を余儀なくされてきました。
3年ぶりの復活となる今公演が盛り上がらないわけがありません。このときを待ちに待ち、会場に集まった観客の熱い想いに応えるように、オープニングのスケーター紹介から羽生結弦選手が4回転トウループを披露するなど、どのスケーターの皆さんも熱量高め。ゲストアーティストのスガシカオさん、広瀬香美さん、遥海さんもスケーターをリスペクトしつつ、聴かせて魅せるパフォーマンスで会場を沸かせてくれました。
羽生結弦選手に関しては前編にてフォトギャラリーとともに既にお伝えしましたので、この後編ではそのほか、今回特に印象深かったスケーターを記録しておきたいと思います。