「スタンダードのブリュット」×塩麴や白味噌。素材の旨みを生かすおすすめおつまみ

タイプ別に相性を探る。シャンパーニュと料理の素敵なマリアージュ

料理と合わせることで、シャンパーニュの味わいはさらに広がり、楽しみが増します。ここでは、シャンパーニュのタイプ別に、幸せなマリアージュが手軽に体験できる簡単おつまみのレシピを紹介します。

スタンダードのブリュットには、発酵食品で素材の旨みを生かして

滋味深く優美な『ヴーヴ・クリコ イエローラベル』と、澄んだ酒質と奥深さを併せ持つ『ブルーノ・パイヤール』。タイプの異なるブリュットに、塩麴や白味噌といった発酵食品をつなぎ役にしたマリアージュ。


塩麴はアボカドのような新鮮素材に使うと、旨さが増し、ブルーノ・パイヤールのピュアなミネラルと絶妙なハーモニーに。口当たりのよい、上質の豆腐を用意して、こんがり風味のそばの実をまぶした簡単レシピは暑い夏にぴったりです。



Veuve Clicquot Yellow Label Brut（ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット NV）

（1）PN50 ～55% CH28 ～33％ M15 ～20％ （2）白
（3）30か月以上 （4）10g/リットル （5）8690円 （6）MHD モエヘネシー ディアジオ

ポピュラー。若くして未亡人になったマダム・クリコの才覚でメゾンは発展。「品質はただひとつ、最高級だけ」との哲学と意思を受け継ぎ、今ではシャンパーニュだけでなく、社会で活躍する女性の応援にも注力。力強さと繊細さを備えている。



Bruno Paillard Extra Brut Première Cuvée（ブルーノ・パイヤール エクストラ ブリュット プルミエール キュヴェ NV）

（1）PN45% CH33％ M22％ （2）白 （3）3年（瓶内熟成）
（4）6g/リットル以下 （5）7480円 （6）ミレジム

新機軸。家業はぶどう栽培家兼仲買業。1975年にシャンパーニュ・ブローカーを継承。1981年に自らの名を冠したメゾンを興し、ラベル裏面にデゴルジュマン（澱抜き）の年月を記載する等、革新的なスタイルで業界を席巻。飲み手を虜にするシャンパーニュ。

生麩の田楽

マスカルポーネチーズと白味噌を3：1の割合で混ぜておく。約7ミリの厚さに切ったよもぎ麩と粟麩にのせてレンジで1分加熱し、串を刺す。

アボカドの塩麴マリネ

アボカド1個は果肉をひと口大に切る。レモン汁をかけ、塩麴大さじ１をまぶす。器に盛り、ディルを飾る。

そばの実豆腐

フライパンにそばの実が浸かる程度のサラダ油を入れ、弱火で揚げる。油の泡が出なくなったら油をきって豆腐にのせ、太白ごま油とゲランドの塩をかける。