桐島かれんさんのアウトドアの楽しみ方、拝見!
【おもてなし上手の小さなアウトドアパーティ拝見】樹々に囲まれた庭は、都心とは思えない開放感。広々としたウッドデッキに置かれたテーブルにかれんさんの仕事仲間が集う。まずは自家製の果実酒で乾杯! 自慢のはっさく酒、きんかん酒、梅酒から好みのものを選んで炭酸水で割り、庭のハーブを加えて。桐島さん着用のワンピース/ハウス オブ ロータス 二子玉川店自宅の菜園テラスでボタニカルなティーパーティ
庭の奥に広いウッドデッキテラスのある桐島かれんさんの自邸。テーブルに座ると鳥の鳴き声が聞こえ、隣家の借景も手伝って、都心にありながら森の中にいるような気分にさせてくれます。そんなテラスに仕事仲間を招いた気軽なティーパーティにお邪魔しました。
ベジスパイラルタルトはリコッタチーズ、バジルペースト、カシューナッツのフィリングに、ピーラーでむいたにんじん、なす、ズッキーニを巻いてのせ、オーブンへ。「大人数のときはもちろん、ちょっとした集いを計画するときも、まずはテーマを決めます。たとえば“メキシカンランチパーティ”などとテーマを設けると、空間のデコレーションやテーブルコーディネート、料理のメニュー、飲み物の種類、自分の装いまで、自然に決まっていきますよね。“ご飯食べよう”、“お茶しよう”といういつもの時間も、気分が変わり、少しだけ特別なものになります」
プレートにシダ系の葉を敷き、ガラスのカップ&ソーサーを。ナプキンとカトラリーはグリーンを1枝添えて園芸用の麻紐で結ぶ。テーブルフラワーはカモミール。この日は“ボタニカル”をテーマにしたティーパーティ。まずゲストに手渡されたのは、園芸ばさみと小さなざる。庭のハーブの中から好きなものを摘んでお湯を注ぐと、フレッシュハーブティーの爽やかな香りが広がります。
摘みたてのフレッシュハーブティー。エディブルフラワーや野菜をたっぷり使った料理とドリンクには、ぐっと心をつかまれるキュートなアイディアがいっぱいで、会話が止まりません。
下のフォトギャラリーで詳しくみる 桐島かれん(きりしま・かれん)さん
モデルとして活躍する傍ら、ライフクラフトブランド「ハウス オブ ロータス」のクリエイティブディレクターを務める。植物のある生活をテーマにした『桐島かれんの緑のある暮らし』(宝島社)を上梓。6月には母・桐島洋子さんと2人の弟妹との共著『ペガサスの記憶』(小学館)が発売予定。YouTubeチャンネル『桐島かれん at Home』も好評配信中。
〔特集〕アウトドアで大人遊び
01
桐島かれんさんのボタニカルなティーパーティ
この特集の掲載号
『家庭画報』2022年7月号
撮影/鍋島徳恭 取材・文/安藤菜穂子
『家庭画報』2022年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。