カルシウムとたんぱく質とビタミンDの摂取が重要
基本は食事と運動。骨の主成分であるカルシウムや、コラーゲンを主体とするたんぱく質を毎日の食事から十分にとることが重要ですが、「効果的な摂取方法を知っておきましょう」と小林先生はいいます。
「カルシウムの働きは、他のミネラルやビタミンK、ビタミンDを一緒にとると活性化します。プルーンにはマグネシウム、亜鉛などのミネラル類とビタミンKが含まれており、ビタミンDの豊富な食材と合わせた料理は骨にとって理想的。また、ウォーキングなどの有酸素運動と筋トレなどを組み合わせた適度な運動がビタミンDの働きを高め、骨の新陳代謝を促進させます」
一方で慎みたいのは、夜更かし、喫煙、お酒の飲みすぎ。胃腸や肝臓の機能を低下させ、せっかくのカルシウム吸収を阻害するので要注意です。
●お問い合わせ
カリフォルニア プルーン協会
TEL:03(3584)0866
http://www.prune.jp
後編では、「リストランテ・アクアパッツア」の日髙良実さんが、骨によい食材をさらにプラスし、プルーンを用いたイタリア料理を提案します。>> 小林暁子先生
小林メディカルクリニック東京院長。医学博士。
「健康的に美しく」を基本に内科、皮膚科に便秘外来などを加え幅広いアンチエイジング治療を行う。日本内科学会認定医、認定病院総合診療医。
【連載】カリフォルニア プルーンが成熟世代の健康ライフをサポート 美と健康の“ひと皿”
撮影/鈴木一彦 八田政玄(小林暁子先生) 取材・文/浅原須美
「家庭画報」2018年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。