『善人たち』
カバー彫刻/舟越保武「聖クララ」 撮影/大谷一郎 装幀/新潮社装幀室遠藤周作 著/新潮社没後25年目となる2021年末、長崎の遠藤周作文学館で発見された未発表戯曲をまとめた一冊。
収録作品は「善人たち」、「切支丹大名・小西行長『鉄の首枷』戯曲版」、小説版の30年後の主人公が登場する「戯曲 わたしが・棄てた・女」の3篇。
執筆時期は50代半ばと考えられている。カバーを外すと「善人たち」の直筆原稿が現れるという愛読者にとっては嬉しい仕掛けも。
「#今月の本」の記事をもっと見る>> 『家庭画報』2022年7月号掲載。
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