『香君(上) 西から来た少女』
『香君(下) 遥かな道』
装画/mia 装丁/大久保明子上橋菜穂子 著/文藝春秋2014年に児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞し、2020年には第15回日本文化人類学会賞、アメリカ図書館協会の文学賞であるマイケル・L・プリンツ賞名誉賞を受賞した上橋菜穂子さんの待望の新作長編。
古代ウマール帝国を舞台に、人並外れた嗅覚をもち、植物や昆虫の“香りの声”を感じることができる少女アイシャが、帝国を襲う食糧危機に立ち向かうファンタジー。
巻頭に掲載された地図や登場人物をしっかり頭に入れながら、物語の世界に浸り切りたい。
「#今月の本」の記事をもっと見る>> 『家庭画報』2022年7月号掲載。
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