神楽坂から少し離れた裏通り、昼12時。芳しい香りに誘われるように店に入ると、奥のオーブンから焼きたてのパンが次々と取り出されます。
「フランス文化が根づいた大好きな町、神楽坂で近隣の人に愛される店になれたら」と語る店主の榎本 哲さん。ハード系が主体で、粉の選定やブレンド、製法に独創的な工夫を加えます。
写真は右から、しょうがで煮たりんごがゴロッと入った「ポミエ」680円、いちじく、レーズン、くるみなどを赤ワインで煮て仕込んだ「ル・ヴィニュロン・ルージュ」2980円、湯種で仕込み、中はもちもち、皮はパリッと仕上げた一番人気の「αバゲット」220円、群馬県産小麦を使った「アサマ山食パン」680円(すべて税込み)。
「家庭画報」2018年3月号掲載。
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