深い眠りでの脳疲労を癒す「濃縮睡眠ツボ押し」後編 体は疲れているのに寝付けない、長時間寝ても朝すっきりしないといったことはありませんか? 睡眠セラピストの松本美栄さんに聞いた、深い眠りで脳疲労を癒す方法を、発売中の『からだにいいこと』2022年8月号より一部抜粋・再編集してお届けします。
前編の記事はこちら>> 教えてくれたのは
松本美栄(まつもとみえ)さん睡眠セラピスト。のべ5,000人の睡眠問題を解決。著書に『誰でも簡単に疲れない体が手に入る 濃縮睡眠 ® メソッド』(かんき出版)。 前編ご紹介した「
濃縮睡眠ツボ押し」はお試しいただけましたか?
後編では「濃縮睡眠ツボ押し」で目のコリをほぐすことによって期待できる効果と、さらに熟睡を促すツボ押しをご紹介します。
「濃縮睡眠ツボ押し」で心と体が整う理由
目のコリをほぐして血流をアップさせる
目の緊張をほぐすと、脳の血流が促進。神経の興奮が鎮まり、副交感神経が優位になります。
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ぐっすり睡眠
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脳機能が回復してホルモン分泌が正常に
深い睡眠により、脳機能が回復。さまざまなホルモン分泌や細胞の修復などが進み、不調が改善します。
深い眠りで1日の50%の成長ホルモンを分泌入眠初期の深い睡眠「ノンレム睡眠」時に、細胞を修復する「成長ホルモン」を分泌。眠りが浅いと分泌量が少ないのですが、一定時間の深い眠りで1日の分泌量の50%も分泌されます。
「濃縮睡眠ツボ押し」を行い、睡眠の深さを計測したときのグラフ。即、深い眠りに。 脳の老廃物が流れやすくなる脳にある「グリア細胞」は、深く眠ったときだけギュッと縮まる性質があります。細胞が小さくなれば隙間ができてリンパが流れやすくなり、脳の老廃物をしっかり排出します。
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前編に戻って「濃縮睡眠ツボ押し」を見る>> 「濃縮睡眠ツボ押し」に+α! 血流を促進すればコリや頭痛がスッキリ
首と肩の緊張を取ると深い呼吸ができるように。自律神経が整って全身がリラックス。よく眠れて、肩コリや頭痛の解消にも効果的です。「濃縮睡眠ツボ押し」にプラスして、ぜひお試しを。
親指の腹でツボを押す両手で頭をつかみ、親指の腹を「安眠」のツボに当てる。上に向けてゆっくり3秒かけて押し、1秒キープ。ゆっくり3秒かけて戻す。これを3回繰り返す。「風池」も同様に行う。
★安眠(あんみん)…よく眠れるツボ。耳たぶの後ろの骨の裏側。
☆風池(ふうち)…目の疲れに効くツボ。髪の生え際の首筋の外側。 『からだにいいこと』2022年8月号
雑誌『からだにいいこと』とは30代~50代の女性たちの体と心に寄り添い、解決策をお伝えする健康生活情報誌。医師や専門家の監修による、信頼できる確かな情報を、分かりやすく楽しくお届けしています(偶数月発売)。〔注目特集〕「筋肉ほぐし革命」で体重-3kg・体形-10歳!/努力せずに誰でも即美人「魔法の似合わせ術」/コリも痛みも取れる「からだにいい眠り方」/【とじ込み付録】好感度&運気UP 保存版 「魅せ色チャート」ほか
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https://www.karakoto.com/ この記事は、『からだにいいこと』2022年8月号の内容を抜粋・再構成したものです。 監修/松本美栄 撮影/福島章公 取材・文/逸村弘美 モデル/西秋愛菜 イラスト/やましたともこ