素肌を輝かせる糸の宝石 盛夏、美しいレースをまとう 第3回(全10回) 16世紀のイタリアで誕生して以来、職人の手業の極致として尊ばれ人々を美しく彩ってきたレース。季節を問わず装いに華をもたらしますが繊細で涼しげな佇まいはことさら夏の装いを優雅に見せます。日差しに映えるレースの着こなしをご提案します。
前回の記事はこちら>> 淑女にふさわしい華のあるスモークピンクのレースブラウス
ベースのチュールレースにピンクの花柄刺繡を施し、その周りをぼかすように白の刺繡をすることで、ピンクの濃淡を多彩に表現。レースや刺繡を得意とするブランドらしい職人技の宿る一枚です。
大人の女性に似合う甘さを抑えたスモーキーなピンクが、顔映りを明るくし可憐に華やぎます。付属のインナーの裾にも同じレースがあしらわれて。
トップス25万3000円/エルマンノ シェルヴィーノ(ウールン商会)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/奥村康人 スタイリング/おおさわ千春 撮影協力/プロップス ナウ
『家庭画報』2022年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。