低糖質をイタリアンで楽しむ
アロマフレスカ オーナーシェフ 原田慎次さんに、メニュー開発について伺いました「五感を刺激するおいしい料理を追求していくと、自然と低糖質になりました」と、アロマフレスカ オーナーシェフ 原田慎次さん。
“フレッシュな香り”を意味する店名の銀座2丁目のイタリアン「アロマフレスカ」。オーナーシェフの原田慎次さんはテーブルに届けたときに、素材が香り立つ料理を意識してきました。
「僕のスタイルを変えることなく取り組めたのは、料理人としてありがたかったです。パスタとデザートを工夫するだけでフルコースの糖質量を28.3グラムに抑えることができたのも予想外でした」。原田さんは、“ゆるやかな糖質制限食”に挑戦した印象をこう話します。
今回、工夫が必要だったパスタは通常と同じ麺を使い、量を減らすことによって糖質量を調整。「イタリアンですから麺は召し上がっていただきたかったのです。2口ほどの冷製パスタになりましたが、すだちの泡ソースと牡丹海老をトッピングし、食感の面白さで食べたときの満足感を得られるようにしました」。
さらに、デザートではバイマックルーのエキゾチックな香りで低糖質甘味料のスッとした後味を消す工夫も。オープン当時からの名物である「焼きタラバ蟹のインサラータ」や「穴子の香草蒸し」は糖質量が少ないため、オリジナルレシピでの提供というのも嬉しいかぎりです。