また、ここは中世からの面影が色濃く残る街で、ミラノのきらびやかで豪華絢爛な魅力とは一味違い、もう少し生活に根付いた、その当時の人々のリアルな暮らしを垣間見ることのできる街。ヴェローナの見所は『ロミオとジュリエット』だけではないのです!
私の夫と息子。1世紀初め、古代ローマ時代に建設されたといわれる街のシンボル「アレーナ・ディ・ヴェローナ」!こちらも忘れてはいけません。
古代ローマ時代という事は、なんと今から2,000年前…日本は弥生時代!弥生時代に、こんなにも立派な建物を建ててしまうなんて、すごい技術ですよね。そして2,000年後の今も実際にオペラなどの公演で使用されているというから、また驚きです。
ここ「アレーナ・ディ・ヴェローナ」は元々、剣闘士たちが戦う闘技場として建てられたそうで、当時たくさんの血が流れたであろう、この闘技場。しかし夜の闇に包まれ、ひっそりと静まり帰ったこの場所は、神秘的で安らぎに溢れているようでした。
客席が周りにあると思うと、ついついポーズも踊りっぽくなってしまうのは、元ダンサーの性でしょうか(笑)お陰で、素晴らしい誕生日を過ごすことができた、我らブルーマンファミリー。翌日には
ミラノへ戻り、その後スロベニアとの国境沿いの街、トリエステに移動しました。
次回は、そのトリエステの海辺に建つ、夢のようなお城が登場いたしますので、どうぞお見逃しなく!!
(おまけの一枚)
ジュリエットの屋敷に飾られた「ロミオとジュリエット」の挿絵。
「 ぼく、ロミオ17歳(!)」衝撃のビジュアルです。