動脈硬化とロコモ。「肥満」は両方の要因
加齢に伴うBMI値の変化(男女比較)グラフは4点とも、平成15~18年度千葉県22市町村基本健康診査(男女合わせて延べ36万6862人のデータ)の結果より平成18年度の数値を取り出してグラフ化。千葉県基本健康診査 データ収集システム確立事業BMI(肥満度の国際的基準。体重〈キロ〉を身長〈メートル〉の2乗で割った値)も加齢とともに上昇傾向にある。
体重が重いと膝関節や股関節に大きな負荷がかかり、変形性膝関節症や腰痛の原因となり運動機能の低下をもたらす。
また、内臓脂肪の蓄積した肥満は脂質異常症、高血圧症、糖尿病の要因にもなり、動脈硬化を進行させるリスクとなる。
*NPO法人性差医療情報ネットワーク「女性外来マップ」では、女性外来を開設している医療機関(2018年現在約300か所)のリストを公開。
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「女性外来オンラインチャンネル」はこちら>> 撮影/鍋島徳恭 イラスト/佐々木 公〈sunny side〉 取材・文/浅原須美
『家庭画報』2022年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。