デニムでも有名な岡山・倉敷美観地区、そして江戸情緒漂う浅草と蔵前。2つのエリアを牧瀬里穂さんと竹財輝之助さんが散策する『和モダン時間(タイムス)~着物でニッポンをさんぽしよう!~』(BS11)が、2022年8月31日(水)19時03分から放送されます。
日本ならではの美しい伝統衣装“着物”。コンパクトに畳めるため、実は旅のワードローブとしてとても優秀なアイテムでもあります。カジュアルにもお洒落着としても、コーディネート次第で様々に装えるのもポイントです。
今回、テレビ番組『和モダン時間(タイムス)~着物でニッポンをさんぽしよう~』で着物をまとって旅をするのは、牧瀬里穂さんと竹財輝之助さん。日本の伝統文化が、今様にモダンに進化を遂げた街、岡山県倉敷と東京の浅草・蔵前を巡ります。「和モダン」を見つけるのんびり散歩、番組を通して皆さまもご一緒しませんか?
牧瀬里穂さんが訪ねたのは岡山県倉敷。デニムの浴衣で、レトロな街並みをお散歩
ファッショニスタとしても知られる女優の牧瀬里穂さんが訪れたのは、岡山県倉敷の美観地区。デニムの産地として知られる街で見つけたのは、なんと「デニム生地の浴衣」! ご自身でモダンにコーディネートして、散策へと繰り出します。
「倉敷着物小町」で見つけたデニムの浴衣に、牧瀬さんらしい感性で小物をコーディネート。「デニムですが、とてもやわらかい着心地です」と牧瀬さん。こちらは無地のデニム地に、南国テイストの帯を合わせたはつらつとした印象のコーディネート。ⒸJIPデニムの浴衣で訪ねるのは、日本でも珍しい畳縁の専門店やユニークな足袋屋など。手作り体験やお買い物を通して、倉敷の伝統文化の“現在”に触れられるのもお散歩の醍醐味です。美食情報はもちろん、歴史を感じる神社や日本庭園へも牧瀬さんが案内してくれます。
倉敷川を川舟で下りながら、蔵造りの街並みを楽しみます。和装が倉敷の景観に美しくなじみます。ⒸJIP紡績業で財を成し、倉敷の経済の礎を築いた大原孫三郎が収集したアートコレクションを有する「大原美術館」も訪問した牧瀬さん。庭の池では、画家のクロード・モネがジヴェルニーの自宅に作った日本庭園から種を分けてもらったという、由緒あるスイレンが咲いていました。
モネにちなんだ朝食付きのモーニングツアーを開催している大原美術館。彼の庭にルーツをもつスイレンとともに。ⒸJIP“傾奇者(かぶきもの)”への興味に誘われて浅草から蔵前へ、粋な江戸を散策
俳優の竹財輝之助さんは、江戸時代から伝わる“かぶく”をイメージした柄の粋な浴衣姿で登場。俳優という仕事柄、「傾奇者」「歌舞伎役者」に尊敬の念を持っているという竹財さん。隅田川沿いから浅草寺へと東京の下町を歩きながら、歌舞伎役者さん御用達の扇子店や、伝統の藍染めや銀器作りを体験できる工房などを巡ります。
伝統芸能の演目にもしばしば登場する隅田川の向こうには、堂々とそびえるスカイツリーが。過去と現在がクロスするユニークなエリアです。歌舞伎役者御用達の扇子店では、貴重な品とも出会います。和と洋を融合させたレストラン「テランガ」も訪ねた竹財さん。古民家を改装した店内で腕を振るうのは、セネガルやベトナムなどの日本大使館で公邸料理人として活躍してきたシェフ。店名はセネガル語で「おもてなし」という意味なんだとか。
日本各地から取り寄せた極上の和の素材を、フレンチの調理法で自在にアレンジ。古い木材の温かさ、シェフのこだわりで集められた調度品や調理器具など、見ているだけで楽しくなると竹財さん。「これぞまさに和モダンな空間ですよね」。着物を着て歩くからこそ見えてくる景色がある、と竹財さん。着物を着ることで生まれる非日常感に新しいパワーを感じたという牧瀬さん。お二人が体験した「和モダン」な出会いの数々を、ぜひ番組を通して感じてみてください。あなたも着物でどこかへお出かけしたくなるはずです。
『和モダン時間(タイムス)
~着物でニッポンをさんぽしよう!~』
(BS11)