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コロナ禍のメンタル不調には、脳内物質「セロトニン」の活性化を!

2022.09.07

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自律神経が整い心も肩コリも軽くなる その場スキップ 前編 コロナ禍の巣ごもり生活が日常化し、メンタルに不調をきたす人が増えています。医師で脳生理学者の有田秀穂さんに聞いた、心のバランスを整え、やる気を生む脳内物質「セロトニン」を効果的に分泌させる方法を、発売中の『からだにいいこと』2022年10月号より一部抜粋・再編集してお届けします。
教えてくれたのは――
有田秀穂(ありた・ひでほ)さん
有田秀穂(ありた・ひでほ)さん
東邦大学名誉教授。セロトニンDojo 代表。うつなどの悩みを抱える人に、セロトニンを活性化させる方法を指導。『医者が教える疲れない人の脳』(三笠書房)他、著書多数。

思い当たることはありませんか? Withコロナでメンタル不調が増加


Withコロナの生活様式が定番化し、テレワークやオンライン会議、おこもり生活が日常に。それによる不調が増えています。


●日光を浴びずセロトニン不足に
テレワークなどで一日じゅう家にいると、太陽の光を浴びない生活に。するとセロトニンが不足してキレやすくなるほか、見た目まで暗い印象に。

●運動不足で睡眠の質が低下
外出が減ると運動不足に。セロトニンの分泌量が減ることでメラトニンも作られなくなり、睡眠の質が低下。寝つきが悪い、眠りが浅いなどの悩みが急増。

●触れ合いが減りストレスが増加
体内のストレス物質を除去する働きを持つ「オキシトシン」は、触れ合いによって分泌されます。人とおしゃべりする機会が減るとストレスを感じやすく。

その場スキップ

楽しく跳ねれば心が晴れて元気が満ちてくる


「セロトニンの分泌に効果的なのは“リズム運動”です」と、有田秀穂さん。

運動と言ってもハードなものではなく、一定のリズムで行うごく簡単な動きで良いそう。また、疲れるほど行うのは逆効果のため、最初は30秒程度から始めればOKだとも。

「続けることが大事なので、天候に左右されず室内でできるものがいいですね。ストレスを感じるとセロトニンが分泌されなくなるので、くれぐれも疲れない程度にしてください」

※後編で、おすすめの運動「その場スキップ」をご紹介します(9月14日公開予定)。どうぞお楽しみに!

『からだにいいこと』2022年10月号

からだにいいこと10月号

雑誌『からだにいいこと』とは
30代~50代の女性たちの体と心に寄り添い、解決策をお伝えする健康生活情報誌。医師や専門家の監修による、信頼できる確かな情報を、分かりやすく楽しくお届けしています(偶数月発売)。

〔注目特集〕
即ヤセて二度と太らない!最新版「#スゴい骨活」/白髪・薄毛・うねり解決「すこやか美髪」の作り方/疲れを瞬時に回復! 30秒「元気チャージ法」/「無理せず身軽に生きる」ヒント集/【とじ込み付録】“なんとなく不調"に効く「まいにち毒出し」大全 ほか
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●公式サイト「からだにいいことWeb」
URL:https://www.karakoto.com/
この記事は、『からだにいいこと』2022年10月号の内容を抜粋・再構成したものです。

監修/有田秀穂 イラストレーター/鈴木七代
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