鶏むね肉の野菜蒸し
■材料(2人分)・鶏むね肉 大1枚
・玉ねぎ 1/2個
・ズッキーニ 1本
・パプリカ(赤・黄) 各1/2個
・なす 1本
・トマト 2個
・塩、こしょう 各適量
・水 50ml
・オリーブ油 大さじ1
〔トッピング〕
ハーブ*(小ねぎ、パクチー、イタリアンパセリ、ミントなど) 適量
*そのほかディルやチャービルなどお好みのものを取り合わせてもいい。ミントが多いと味のバランスが取りにくいのでほどほどの量にする。9月の献立
志麻さんの手順はこちら!■作り方(1)野菜を切って半量をフライパンに入れる玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカ、なすは2センチ角に切り、ボウルに入れ軽く混ぜ、半量をフライパンに入れる。トマトも2センチ角に切って半量をフライパンに入れる。
同じ野菜が固まらないようにあらかじめ混ぜておく。(2)鶏むね肉に塩・こしょうをして野菜、水、油とともにフライパンへ入れる鶏むね肉に塩3つまみ、こしょう適量をふってフライパンの野菜に重ね、残りの(1)を鶏肉をおおうように加える。水、オリーブ油を回しかける。
*鶏肉はじかにフライパンに当たらないので、皮目が上でも下でもよい。鶏肉が野菜で包まれるため、火の当たりが柔らかくしっとり仕上がる。(3)火にかけて蒸す、ハーブを準備するふたをして中火にかける。シューッと音がしたら弱火にして約25分蒸し煮する。火を止めて10分おく。小ねぎは4センチ長さに切り、パクチー、イタリアンパセリは葉を摘み、ミントは粗くちぎってすべて混ぜる。
*余熱でしっとりと仕上げる。最初はふたがぴったり閉まらなくても大丈夫。(4)味をととのえる、鶏肉を切って盛りつける(3)の鶏肉を取り出し、蒸し汁の味をみて塩・こしょうで味をととのえる。鶏肉を1センチ厚さのそぎ切りにする。器に野菜を盛って鶏肉、(3)のハーブをのせる。
タサン志麻(タサン・しま)
予約の取れないフリーランスの家政婦。その家にある材料や調味料、道具を使って、確かな技術と柔軟な発想で作る料理に注目が集まる。フランス人の夫、2人の息子、昨年誕生した娘、猫2匹と暮らす。
撮影/本誌・大見謝星斗 構成・文/井伊左千穂
『家庭画報』2022年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。