「心を調える」秋 京都で新体験 第17回(全30回) 時代の変わり目、何かと心がざわめき、心が調(ととの)わないと感じる日々が続きます。今、私たちに必要なのは、心をからっぽにし、頭を整理する時間です。自分の心に、自分の人生に深く残る何かを求めて、日本の心の原点、京都に旅立ちます。
前回の記事はこちら>> 京都在住の著者がすすめる「とっておきの京都の名所・名店」
京都にお住まいの著者のかたがたにこの秋おすすめのスポットや美味処、お土産を教えてもらいました。(50音順)
とっておきのお土産
「あまり知られていない、とっておきのスポット」はこちら>>「とっておきの食事処」はこちら>>「女性同士で行くのにとっておきのバー」はこちら>>1.田丸弥の「白川路」
中嶋清次さん 「うつわ阿閑堂」オーナー
撮影/本誌・伏見早織ものすごく香ばしいごまのお煎餅。1袋に煎餅3枚と、食べやすい分量に小分けしてあります。ついつい夢中になってしまい、いくつ食べたのかわからなくなることも。軽いので持ち歩きやすく、手土産にも便利です。
田丸弥 本店京都市北区紫竹東高縄町5番地 TEL:075-491-7371(営)9時30分~16時30分 日曜・祝日定休 「白川路 紙箱入」1188円~
2.すはま屋の「すはま」
中村宗哲さん 千家十職塗師13代
撮影/本誌・伏見早織煎った大豆を粉にして、水あめや砂糖と練った、360年の歴史ある和菓子。「御洲濱司 植村義次」が一度閉店したあと、引き継がれた女性店主が御所近くの同じ場所で新しく「すはま屋」として2018年にお店をオープンしました。お薄の茶菓子として、また贈り物として使っています。
すはま屋京都市中京区常真横町193 TEL:075-744-0593(営)10時~17時30分(販売)、12時~17時LO(喫茶) 日曜・祝日・第2・4水曜定休(販売)、日曜・祝日・水曜定休(喫茶) 「すはま」972円(持ち帰りは2日前までの要予約)
『家庭画報』2022年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。