家庭画報2018年3月号 『贅を極めた 夢と憧れのホテル』でご紹介している10軒のパラスホテルのなかから、特に"居心地のよさ"でリピーターが多い「フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク パリ」と「ル・ブリストル」のさらなる魅力をご紹介します。
創業のベルエポックの時代を物語る、「フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク パリ」のアールデコスタイルのエントランス。映画スターや富豪など、世界中からの常連がこの門をくぐります。また、宿泊目的だけでなく、フランス政財界の要人たちの個人的なアポイントの場所としても好まれています。「フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク パリ」
セレブリティご用達ホテルの美しいスイートルーム
1928年創業、エリザベス・テイラーの2度目の結婚のハネムーン、ビートルズが枕投げに興じたなど、数々の逸話をもつ「フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク パリ」。本誌でご紹介した、とびきりの素材を駆使して、調香師のように新しい味わいを探求するクリスチャン・ルスケールシェフ率いるメインダイニング「ル・サンク」(3つ星)をはじめ、「ジョルジュ」、「ロランジュリー」(いずれも1つ星)など、レストランの充実ぶりも秀でたパリ屈指のパラスです。
シャンゼリゼ通りからロビーへ一歩足を踏み入れると、目の前に見事な花の装飾が現れます。16年前からアートディレクターを務めるジェフ・リーザムが、毎月テーマを変えて斬新な趣向で全館を彩ります。何万本もの花の饗宴が訪れる人を夢の世界へと誘い、このホテルの印象を他のどことも異なる格別なものにしています。