美しく雄弁に語りかける比類なきハイジュエリー
石の大きさや派手さで魅了するのではなく、見る人、装う人の心に強く訴えかけ、美しい旋律や深遠な物語までも感じさせる「ヴァンクリーフ&アーペル」のハイジュエリー。
それは、アートやカルチャーと深く結びついてきたメゾンならではのアイデンティティといえます。
最高品質のダイヤモンドを駆使し、メゾンに受け継がれてきたアーカイヴへのオマージュとして製作された今回の作品も、今にも語りかけてくるような“生きた輝き”を放っています。
ダイヤモンドの多彩な魅力を流麗なシルエットに融合
ネックレス(WG×ダイヤモンド)1億7160万円(参考価格)/ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ルデスク)1940~50年代に作られたボウとリボンをモチーフにしたハイジュエリーがインスピレーションの源。今にも解けそうな結び目の表現は、メゾンが誇るサボアフェールのなせる業。
ペアシェイプ、ラウンド、マーキスカットと、形の異なるダイヤモンドをフリルのように連ねる一方、反対側のレールセットは規則的で、まるでプリーツのよう。
撮影/SHINMEI〈SEPT〉 スタリング/阿部美恵
『家庭画報』2022年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。